ミュージシャンや俳優や芸人の仕事がなくなったのも、ライブハウスが潰れるのも、多くの産業が苦境に立たされ、失業者が増え、たとえそのなかから多数の自殺者が出たとしても、すべてはコロナのせいだ。
そしてそのコロナはどこから来たのか。与党も野党もみんなそのことに触れないようにしている。
検察庁法改正は囮の藁人形だ。騙されるな。
世界は不思議奇跡に溢れ
太古より恋の遺伝子引き継いで
それでは「応仁元年夏心敬独吟山何百韻」の続き。
五十七句目。
袖に時雨の冷じき頃
山深み雪の下道越えかねて 心敬
冬の旅路とする。雪の積もった道は足を取られるし、滑落する危険もある。身動き取れなくなれば凍死の危険すらある。やめておいた方がいい。
まだ時雨のほうがいい。
五十八句目。
山深み雪の下道越えかねて
岩ほのかげにふせる旅人 心敬
「岩ほ」はweblio古語辞典の「学研全訳古語辞典」に、
「高くそびえる、大きな岩。◆「ほ」は「秀(ほ)」で、高くぬき出たところの意。」
とある。
岩で風を防いでくれる所でのビバークか。
日本山岳救助機構合同会社のホームページによると、
「ビバークと決めたら、さっそく場所探しにとりかかる。ツラい一夜になるかどうかは、場所選びにかかってくる。増水が懸念される沢沿い、転滑落や落石 の危険がある斜面や崖のそばはNG。風雨をまともに受ける尾根状や山頂も避けたい。なるべく平坦な場所で、風雨が避けられる樹林帯や潅木帯のなか、岩陰な どが見つかればベストだ。」
とある。「岩ほのかげ」はベストといえよう。
五十九句目。
岩ほのかげにふせる旅人
夏ぞうき水に一よの筵かせ 心敬
冬山から夏山に転じる。
暑い夏の野宿には、水と筵が必要だ。
六十句目。
夏ぞうき水に一よの筵かせ
江の松がねにつなぐ釣舟 心敬
前句の「水に一よの筵」を水筵(みなむしろ)のこととしたか。
コトバンクの「精選版 日本国語大辞典の解説」に、
「〘名〙 (「な」は「の」の意) 語義未詳。一説に、水底に、筵を敷いたようにある石。あるいは、水面の意か。
※散木奇歌集(1128頃)秋「こ隠れて浪の織りしく谷河のみなむしろにも月はすみけり」」
とある。
船を繋ぐのに適した浅瀬の涼しげな水のことか。
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