コロナの感染者が今日の東京で25人。北海道で10人。なかなかこのレベルからは下がらない。三月はこれぐらいのレベルから一気に増えた。季節性ではないので、第二波はいつ突然やってくるかわからない。
三月のときと違って野党やマスコミが外堀を埋めてしまったので、果してコロナ夏の陣になった時緊急事態宣言が出せるのか、前のような自粛要請ができるのかどうか不安だ。今年の夏はサンバカーニバルになるかもしれない。
アメリカも気になる。トランプさんが孤立してるのか、国旗に着いた火を消す人がいない。
アマビエ八十一句目。
ここは命の夢のふるさと
地球儀をくるくる回す子の笑みに
それでは「応仁二年冬心敬等何人百韻」の続き、挙句まで。
九十七句目。
まなぶはうとき歌のことわり
浦遠く玉つ嶋山かすむ日に 宗祇
和歌といえば和歌の浦の玉津島神社。ウィキペディアには、
「古来玉津島明神と称され、和歌の神として住吉明神、北野天満宮と並ぶ和歌3神の1柱として尊崇を受けることになる(近世以降は北野社に代わって柿本人麿)。」
とある。
春に転じることで花の少なかったこの巻の花呼び出しにもなっている。
九十八句目。
浦遠く玉つ嶋山かすむ日に
春しる音のよはき松風 覚阿
秋の松風はしゅうしゅうと物悲しいが、春の風だと穏やかに聞こえる。
九十九句目。
春しる音のよはき松風
花にのみ心をのぶる夕間暮 満助
風が弱いので花もすぐに散る心配もなく穏やかな夕暮れを迎える。
「花にのみ」というのは隠棲の身で一人花を見て過ごすという意味であろう。都を離れ、品川の片田舎で過ごす心敬への共鳴であろう。
挙句。
花にのみ心をのぶる夕間暮
さかりなる身ぞ齢久しき 幾弘
まだまだ元気でこれからも長生きできますよ、と祝言でしめて終わり。
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