2020年4月7日火曜日

 緊急事態宣言が発令されたが、実際のところ何が変わるのか。明日も今日と同じように仕事に行き、同じ日常が続くんだろうな。
 今までと同じことをしていれば、コロナのほうも今までどおりで、感染者は増え続けるしかない。
 それに一部のサービス業だけを停止し続け、他が放置されるなら、やはり不平等感はしょうがないだろうな。
 それにしても今になって風俗を擁護している人、「異種族レビュアーズ」も擁護して欲しかったな。
 五月六日までというから、結局五月終息説を信じているんだろうな。お花畑。
 今日知った言葉は「間質性肺炎」。コロナはやはり免疫系と関係があるのだろうか。
 いろいろわからないことも多くて、

   長閑な日々を引き籠りつつ
 信じよう不幸の先の花の春

 それでは「兼載独吟俳諧百韻」の続き。

 八十九句目。

   坊主は常にいさめこそすれ
 里よりもわらんべ共の数多来て   兼載

 子供たくさん来たらお坊さんも大変だ。悪さしているのを叱ったりしても、その横でまた別の子供が悪さを始める。
 九十句目。

   里よりもわらんべ共の数多来て
 つばなぬきくふ野辺の春けさ    兼載

 「つばな」は「茅花」という字を当てる。チガヤの穂で、昔は若いチガヤの穂を子供達がおやつ代わりに食べたという。
 九十一句目。

   つばなぬきくふ野辺の春けさ
 つくづくとむね打つみて永日に   兼載

 「むね打(うつ)」は古くは悲しみに胸が痛むことを言った。
 九十二句目。

   つくづくとむね打つみて永日に
 杖を頼てこゆる山みち       兼載

 老いた旅人だろう。いろいろ悲しいことがあったんだろうな。

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