今日のオリンピックのネット観戦はまずゴルフを途中まで見て陸上に切り替え、結構しっかり見たのは自転車のBMXフリースタイルだった。
昼からは野球の日本・メキシコ戦でこれは打線爆発はいいが、結構点も取られてしまった。勝ったからいいけど。
サッカーのスペイン・コートジボワール戦は延長戦まで行く壮絶な試合だったが、延長戦のあのハンドでの失点でコートジボワールも緊張の糸が切れてしまったか。
おかげで日本・ニュージーランド戦の最初の方を見逃してしまったが、こちらも再三にわたってチャンスがあったものの、力まかせに放ったシュートがキーパー正面へ行くばかりで延長戦に入り、結局PK戦でやっと勝った。次はそのスペインとの対戦だ。
あと、ジョコビッチの怪我のニュースも入ってきた。重ね重ね来てくれてありがとう。
オーストラリアのウィル・スワントンさんがオーストラリアンに書いたという「How Japanese is Naomi Osaka?」という記事はネットでは見つけられなかった。もう削除されたのだろう。
何が言いたかったかはよくわからないが、多分「日本では大坂さんが日本人として認識されてない」という誤った情報を元にして書いてしまったのだと思う。この情報を吹き込んだのがどういう人たちなのかは推して知るべし。
昨日も書いた通り、日本の一部には確かに「アメリカ国籍を選択すべきだ」と言い続け、今もアメリカ人扱いしている人たちがいる。ただ、大半の国民は大坂さんが日本人だと思っているし、大坂さんが聖火ランナーを務めてことに何ら違和感を感じてはいない。
仮に長嶋さんが聖火を点灯していたら、その方が違和感を感じたんではないか。長嶋さんはオリンピックに出てないし、野球自体が日本では人気低下が続いていて、いかにも野球を復活させたいという別の意図が感じられる。
まあ、私などはネットと言うと2ちゃんねる上のコメントを見た印象を言っているだけだが、ネット世論なるものを客観的に分析するのはかなり難しいし、ニュースを聞く時にはかなり露骨な印象操作が行われているので注意しなくてはならない。
ツイッターがニュースになる時に気をつけなければいけないのは、日本だけで毎日何百万というツイットがあるわけだから、こういうコメントが欲しいと思えば一つくらいは必ず見つかるものだ。
ツイッターのトレンド入りやネット署名なども人海戦術が可能だし、一人複数アカウントで書き込みをしていれば、正確な人数を把握するのは難しい。
2ちゃんねるは左右両方の書き込みがあるから、ある程度大雑把な傾向というのは把握できる。ツイッターやフェイスブックは情報が偏るので使っていない。
まあ、人間の考え方なんてそうそう変わるものではないし、前にも言ったように日本は四十パーセントの保守層と十五パーセントの左翼層はほぼ固定されていて、残りの四十五パーセントの無党派層も浮動票というよりは不動票で、滅多なことでは動かない。それが分かっていれば印象操作には騙されない。
前に安倍内閣の支持率が低下した時に言ったことは、今の菅内閣の支持率低下にも当てはまる。内閣支持率が四十パーセントを切る時は保守層の離反であり、無党派層は動いていない。今の場合でも、コロナ対策やオリンピックの開催や対中国政策での弱腰姿勢が保守層の離反を生んでいると見た方が良い。その証拠に左翼政党の支持率は上がっていない。
いま日本で起きているコロナ新規感染者数の急増は、おそらくイギリスやアメリカやイスラエルで起きているのと同じ現象なのだと思う。ワクチンによってコロナの死亡率や重症化率が大きく下がったことで、もはや去年のような緊張した状態には戻れなくなっている。
ただ、なかなかマス護美は他のワクチン先進国の正確な情報を報道せず、ただ恐怖を煽り、それをオリンピックに結び付けようとしている。
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