今日のオリンピックネット観戦は陸上をちらっと見た後、男子板飛び込みを見た。昼はバスケットボールの日本・ブラジル戦で、あと一歩が果てしなく遠い気がした。
そのあとは男子板飛び込みの決勝だが、ここでも順位を落としてしまった。
夕方からスポーツクライミング男子複合を見た。これは結構真剣に見てしまう。スピードとボルダリングを見たところでサッカーの日本・スペイン戦へ。いい試合だったがあと五分の所で失点。あと少しだった。スポーツクライミングへ戻って最後の方を見た。
馬術障害も少し見たが、障害物が総合の時と変わっていて、眠り猫のがあった。
ここまでオリンピックを見てきてはっきり確信したのは、ここは一つの独立した世界であって日本ではないということだ。それこそ「異世界」と言ってもいい。
オリンピックのことは世界中で様々な形で報道され、それぞれの国でいろんな思いで競技や選手たちを見守っている。その思いを日本だけの都合で無にすることはできないし、やってはいけない。
開会式の入場行進にしても、世界の中には不安定な地域もあれば、国を追われた人たちもいる。そうした人たちにとって入場行進は数少ない自分たちの存在をアピールする場でもあった。
オリンピックは日本が企画して世界を招待して開く大会ではない。オリンピックという一つの国が日本にやって来たようなもんなんだ。
だから日本がどんなに大変な状況でも(世界から見れば大して大変とも言えないくらい日本は平和だが)、開催する義務があった。無観客は選手をコロナから守るのにやむを得ぬ措置だったと思う。
でもとにかく、開催できただけで本当に良かったと思う。
世界ではこの中の混乱の乗じたいろんな不穏な動きはあるけど、まだまだオリンピックをやっている場合だ。それをみんな喜ぼう。
残りのオリンピックとパラリンピックはせいぜいみんな、酔いしれようじゃないか。たとえこれが最後の平和の夢だったとしても。
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