新たな感染者が一気に増えた。小池知事も西村担当相も菅官房長官も放置する構えだ。安倍首相は表に出てこないし、どうやらブラジル化への道は現実になりそうだ。
政府や自治体が何もしないなら、本当に国民の方で自粛警察を組織するしかないだろう。
世界的に経済を再開した国に感染の拡大が見られている。従来の経済に戻そうとすることがいかに危険なことか、もうすぐみんな経験することになる。経済を再開するには、徹底したオンライン化とAI化とロボット化で人と人との接触を最小限に抑える仕組みを作らなくてはならない。
もう元には戻れない。新世界へ向かって進むしかない。今までの経済への執着を捨てよ。迷うな。古い経済をぶっ壊せ。
それでは「早苗舟」の巻の続き。
十三句目。
吹るる胼もつらき闇の夜
十二三弁の衣裳の打そろひ 利牛
弁の衣裳を律令制度の弁官の衣裳ということにすると、前句と繋がらなくなってしまう。中国の弁服だとしても同じだ。向かえ付けにしては対になる言葉がない。
そうなると、弁に何か別の意味があったと考えたほうがいいだろう。
遊郭の弁柄色の格子と関係があるのかもしれない。あるいはべんがら染めの衣裳があったのか、とりあえず答を保留したい。
十四句目。
十二三弁の衣裳の打そろひ
本堂はしる音はとろとろ 野坡
舞台はお寺になる。寺院の赤もべんがら塗りだが、それと衣裳とはつながるのか。
十五句目。
本堂はしる音はとろとろ
日のあたる方はあからむ竹の色 孤屋
青竹は日が当たると日焼けして茶色になる。本堂に何らかの形で青竹が使われていたのだろう。これもよくわからない。
十六句目。
日のあたる方はあからむ竹の色
只綺麗さに口すすぐ水 利牛
これは手水場の柄杓だろうか。
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