今日は晴れた。夕暮れには四日の月が見え、東の空には火星が見えた。
赤い公園は以前好きでよく聞いていたけど、最近はあんまり聞いてなかった。アニメタイアップの「絶対零度」は以前のような実験的なものはなかったけど、それなりにポップに仕上がっていた。いつの間にボーカルが変わっていたし。
女の子のバンドは一頃シェリーズ、エレクトリック・トイズ、マスドレ、あふりらんぽなど面白いバンドたくさんあったし、ライブハウスにあの頃はよく足を運んだ。赤い公園はそれよりやや遅れて出てきたバンドで、その頃には会社が変わり電車通勤から車通勤になったせいで、ライブハウスから足が遠のいていった時期だった。赤い公園のライブを結局一度も見なかったのは残念だ。
あれからミュージックシーンの流れも変わり、もうあの時代は帰ってこないのだろう。津野さんもそんな気持ちだったのだろうか。
「鬼滅の刃」は映画は見てないが、TVアニメはdアニメで見たし単行本は読んだ。まだ結末は知らない。印象としてはコノハナサクヤヒメ神話の、醜く永遠に生きるよりは短い命を美しく生きるというテーマが繰り返されているように思えた。冨樫義博さんの『幽☆遊☆白書』の戸愚呂兄弟編に通じるものが多い。
鬼は血液感染することと紫外線に弱いということで、ウィルスのようなものが設定されているのか。大正時代という設定もウィルスのような微小な病原体が予言されてはいたが、まだその正体のわからなかった時代だ。
そのあたりはゾンビ物の影響があるのだろう。ゾンビは元はブードゥーで操られた死体だったが、バイオハザード以降は研究室で発生するものとなった。ただ、鬼滅の鬼がゾンビと違うのは思考力があり、サイコパスではあるが精神が残っていることだ。そこで倒すときに、相手は鬼とはいえ元人間だったという葛藤が生まれ、それが物語に深みを与えている。
今日は風流の方はお休み。「舞都遲登理」は調べるのに時間がかかるので、また何か俳諧を読んでいこうかと思う。
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