今日はズーラシアの隣にある里山ガーデンに行った。全国都市緑化よこはまフェアの最終日だ。花壇にはいろいろな花が咲いていた。カラスがうるさく、ここは元々俺たちの寝ぐらだったとでも言っているのか。
ポピーもたくさん咲いていた。
芥子の花の句は乙孝撰の『一幅半(ひとのはん)』だと一日花の儚さがずいぶん強調されている。
散ことは桜にまけじ芥子の花 一鶏
夢を見たやうに散たり芥子の花 八菊
芥子の花提て来る間や種斗(ばかり) 對水
芥子は散るとすぐ芥子坊主になる。
うつとりと髪結ぬ日やけしの花 如豹
髪を結って一日漫然と過ごしていると芥子の花はすぐ散ってしまうということか。
この芥子の句四句の前に、
一重づつ散を牡丹のたのみかな 石周
という句があった。
一重づつ一重づつ散れ八重桜 子規
の句に通じるものがある。
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