2018年2月25日日曜日

 オリンピックも今日で終った。
 振り返ってみるとなかなか楽しいオリンピックだった。
 日本選手にとってそれほどアウェーにならなかったのは、寒さと交通の便の悪さから客席ががらがらだったからだろう。
 まあ、いろいろネット上では小ネタがあったな。
 確かに日本選手の活躍は凄いが、どうでもいいことでケチつけて回る凄くない日本人もたくさんいた。
 Jambinaiはチェックしてなかったが、オルタナ系で、日本で言えばHeavensDustのようなものか。フォークメタルは土の匂いがぷんぷんしてクサメタルとも呼ばれるが、オルタナ系は西洋的なサウンドの中に民族楽器を吸収するため、音としては洗練されているが初期衝動に欠け、全体におとなしいというか、眠くなる。
 まあ、北朝鮮情勢のことでいろいろ危ぶまれている部分もあったが、何とか平和の内にオリンピックが終ったのは何よりだ。ただ、これから先はまた何が起こるかわからない。あの国は挑発している時よりも融和に動いている時の方が危ないって昔から言われている。
 体制の違いを超えてなんて軽々しく言う人もいるが、かつての西側諸国は市場を自由化し、どの国でも参入できるグローバル市場を作り出すことで、市場拡大のための侵略戦争を過去のものとした。マクドナルドのある国同士は戦争をしないといわれるのはそういうことだ。侵略しなくても資本はいくらでも世界へ出てゆける。
 だが、社会主義を未だ建前とする独裁国家はそうではない。彼等は様々な制限を課して自国のグローバル市場化を拒み、独占できる閉鎖的な市場を広げるためには自分の国に同調する独裁国家を作り上げるという、レーニンの時代の帝国主義と変わらない方法を用いている。カンボジアも最大野党を解散させ、独裁を強めている。
 スポーツも音楽はもちろん全ての大衆文化は平和が前提となっている。戦争になったらそうしたすべては吹っ飛んでしまう。だからこそ自由経済を守らなくてはならない。そして、同じ価値観を共有する国々と連携していかなくてはならない。

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