今日は寄(やどりき)の蝋梅を見に行った。
蝋梅は五分咲くらいだったが、木によってはほぼ満開のものもあった。
曇っていて途中少しの間霙がふった。
蝋梅の雫に溶ける霙かな
鹿のシチューを食べた。
経晢草稿をここまで読めば、マルクスがどこでしくじったか明らかだろう。
交換価値が需要と供給の関係で決まることを知ってたにも関わらず、それで経済学を新たに作り直そうとせず、古典経済学の権威に引きずられてしまった時点ですでにアウトだった。
しかも古典経済学の労働価値説は一つの作業仮説だったにも関わらず、それを一つの哲学にしてしまう愚を犯した。
労働価値説はいかなる労働をも等価にすることで、互いに足を引っ張り合い、人々を貧困に縛り付けるものだったにも関わらず、それを人間の本来あるべき姿としてしまったことで、マルクス主義はその意図に反して労働者に飢餓と粛正をもたらす哲学となり、資本論は史上最悪のトンデモ本となった。
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