七五三ちとせの剣を手に入れた
鮟鱇の闇を恐れぬ心かな
窓閉めてコンビニ飯や冬紅葉
それでは「甲戌紀行」の続き。
川芎の香に流るるや谷の水 晋子
川芎(せんきゅう)はコトバンクの「精選版 日本国語大辞典「川芎」の解説」に、
「〘名〙 セリ科の多年草。中国原産で、薬用植物として栽培される。高さ三〇~六〇センチメートル。葉は二回三出の羽状複葉で各小葉には鋭い鋸歯(きょし)がある。茎葉は根生葉と同様に有柄で、葉柄の基部は幅広い鞘となってゆるく茎を抱く。秋、茎の先端に複散形花序をつけ、それぞれの枝の先に白い小さな五弁花を球状に密生する。根茎を頭痛、鎮静薬に用いる。中国四川省産の品が優れていたため四川芎藭を略して呼んだもの。漢名、芎藭。おんなかずら。女草。《季・秋》
※桂川地蔵記(1416頃)上「薬種〈略〉陳皮、川芎」
とある。秋の季語になる。
宇陀地方で栽培されていたようだ。

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