2023年4月12日水曜日

  漫画やラノベによく登場する学級カーストというもの、実際にあるのかどうか議論になることもあるが、どんな社会にでも必ず自然発生的にカーストというのはできるんだと思う。
 ただそれを意識する人としない人はいる。
 ツイッターだって何万何十万のフォロワーがいて、一言呟くだけで何万ものいいねを貰う人もいれば、一桁フォロワーで滅多にいいねにお目にかかれない人もいる。ただ、分相応と満足できるかどうかの違いで、不満を抱え込むと、何かとクソリプを繰り返して人の気を引こうとしたりして、かえって嫌われてゆく。
 学校でも会社でも、実力のある人は大きな影響力を持ち、そうでないものは隅っこで自分の居場所を見つける。どこの世界でもそうだと思う。
 そしてこの世界の高い生産性というのは、一部の実力のある人の発案でもたらされたもので、分相応を認められない人たちが不満を露わにして、この世界をひっくり返そうとする。
 そうした人たちが少数で、簡単に世の中がひっくり返らないからいいんで、本当にひっくり返ったらみんな飢餓と粛清で地獄を見ることになる。
 一人一人の実力差によってできる自然のカーストは必要悪と言って良い。
 資本主義はクソだけど、資本主義よりも生産性の高い社会システムは未だ存在しない。
 意識しなければ、それはそれで幸せでいられる。意識高い人は不満の塊となって、結局不幸になって行く。自己承認欲求モンスターにならないように気を付けよう。

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