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それでは「甲戌紀行」の続き
松陰の硯に息をしぐれかな 晋子
二上山当麻寺奥院には今も平家物語に由来が登場するという松蔭硯が残されている。楕円形の硯なので、それを馬の蹄に見立てて箱が作られたようだ。当麻寺のホームページの画像では、箱の外側はよく分らなかった。
硯は息を吹きかけてみて湿ると良い硯だという。松陰硯は良い硯だから、さぞかし息を吹き替えたなら時雨のようになるだろう。
27日は二上山当麻寺を出ると一度奈良に戻り、そこで一泊したと思われる。28日はふたたび三輪を通って談山神社、多武峰、細峠を経由して吉野に向かう。

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