今日は句会があった。
凧天に武者も役者も中間も
薄ら氷のかけらの如し全世代
むしられることが前提草萌ゆる
「句兄弟」の方、岩波文庫の『毛吹草』が届いたので、この前の七番の「禅寺のはなにこころやうき蔵主」の作者名がわかった。
禅寺の花に心や浮坊主 弘永
とあった。堺市中央図書館/堺史のHPに、
「夕陽菴弘永
夕陽菴弘永其姓氏は明かでない。【堺の俳人】堺の人で、後天王寺村に卜居し導と改めた。【松江重賴の門人】俳諧を松江重賴に學び、晚年師風を變じて異體の句を吟じた。或は弘永は重賴の門葉でなく、其知友だともいはれてゐる。【家集】家集に獨吟集がある。歿年世壽は詳でない。案ずるに寬文の末頃の人であらう。(誹家大系圖)」
とある。
0 件のコメント:
コメントを投稿