伊勢湾台風に匹敵すると言われながらも、大きな被害もなく台風は熱低に変わり、天気も回復するのだろう。
これも日本の治水技術の勝利なのだろう。
上流のダム有り難き野分哉
脱ダムも声なかりけり大野分
久しぶりにコロナの時のような家にお籠もりする生活で、三年前みたいにパラリンピックのゴールボールでも見ながら、まあたまには息抜きだ。
米が店に並ばないんで、パン、素麺、饂飩、パスタ、お好み焼き、それに駅前のネパール人の店で買ったパキスタン米をカレーにしたりリゾットにしたりで、何とか普通に生活している。
別に昔みたいな米蔵が襲撃されるようなこともなく、日本は平和だ。米がなくても食うものは他にたくさんあるからね。ケーキだってあるし。
俺がもし日本を弱体化させるのにはどうすればいいかと聞かれたら、たいして力のない左翼を利用するよりも、保守を分裂させることだと答えると思う。
実こうした工作は去年のLGBT法の頃から行われてるし、それは十分な成果を挙げている。次の一手は外国人への憎悪を煽ることで、これも既に成果を挙げてる。右翼は中国の手の上で踊ってるようなものだ。
中国が日本本土を侵略する可能性は極めて低いし、本命が台湾なのは明白だ。そのために既に沖縄は人質に取られている。
沖縄に米軍や自衛隊の基地があることを根拠に、沖縄が戦場になるという恐怖を与え続けている。中国側に付けば沖縄が戦場にならずに平和なままでいられるとなれば、それを選択する人も当然いる。デニーさんはまさにそれだ。
実際に中国が沖縄を攻撃してしまうと、もはやこの脅しは通用しないから、中国としては周辺の海域を封鎖することで沖縄の基地を無力化できないか探ってるのではないかと思う。
太平洋側からの沖縄への補給路を断つのは難しいが、佐世保やあるいは韓国の基地からの沖縄への補給なら何とかなるのではないかと、今は九州の南西海上で制海権・制空権を取れるかどうかを探っているのだと思う。
沖縄が無傷のまま台湾併合が成功すれば、次は沖縄の割譲を迫って来る可能性はある。かつての琉球は中国に朝貢してたから、沖縄が中国固有の領土だという主張は今でも見られるからだ。
この段階で初めて本土侵略の脅しをかけてくるだろう。つまり、沖縄を切り捨てれば本土は平和のままだという餌で釣れば、日本の世論を二分できるからだ。
台湾との戦局が悪化した時に中国が沖縄基地攻撃を行う可能性ももちろんある。ただ、この場合沖縄の人達も中国の脅威を現実的なものとして認識することになるから、中国に吸収されても良いことはないというのはわかることになる。
最悪なのは、そこで日本が本土に戦火が及ぶことを恐れて沖縄を切り捨てる選択することだ。こうした裏切りは千年の禍根を残すことになる。逆に言えば、中国側は沖縄を差し出せば日本が安全であるかのような情報工作を日本のメディアを通じて行って来る可能性が高い。
沖縄は本来独立国であった。
中国に朝貢してた頃は平和だった。
琉球処分は日本の侵略だった。
琉球人は日本人によって長年差別を受け続けてきて、今でもそれを恨んでいる。
太平洋戦争の時に沖縄だけが戦場になったのも、日本政府の悪意によるものだったし、日本軍が積極的に虐殺に加担していた。
琉球人と日本人は本来相容れるものではない。
こうしたプロパガンダの積み重ねは、左翼の間にはとっくに浸透しているが、保守の間にはほとんど効いてない。さて、保守を分断させるにはどういうプロパガンダが効果的か。多分もうすぐわかると思う。
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