この頃は俳句よりも源氏物語の方がメインになってしまっている。
源氏物語の胡蝶巻を鈴呂屋書庫にアップしたのでよろしく。
また、カクヨムの方でもこれまでの現代語訳源氏物語に分かり易いように登場人物に名前を付けてみたり、女房語りの雰囲気を出すために若干のフィクションを加えて見たりしている。
源氏物語は最古のラブコメで、ハーレム展開だけでなく、曇らせ展開の元祖でもあるのではないのか。
今年は染井吉野の咲くのが遅く、雨が多いので花見にもなかなか行けない。その中で四月二日には午前中秦野市蓑毛の淡墨桜を見に行って、午後は松田町寄(やどりき)の萱沼の枝垂桜を見に行った。途中、弘法山にも寄った。写真は淡墨桜。
三日は一日雨だったが車で松田町のチェックメイト・カントリークラブという松田山の上にあるゴルフ場へ上る道を車で走ってみた。ここも桜並木が続いて花のトンネルのようになっている。
四日は秦野の桜道とカルチャーパーク、水無川沿いを散歩した。染井吉野は五分咲き程度で、曇ってて途中雨も少し降った。
今日も一日雨でどこへも行ってない。
まあ、今年も染井吉野以外の桜はたくさん見た。
土肥桜、熱海桜、河津桜、おかめ桜、玉縄桜、春めき桜。桜も多様性の時代だ。
山を越え土肥か熱海か早桜
島の浮く熱海穏やか早桜
プレートは知らない家族花の幹
桜咲く廃工場の追憶に
桜以外の花もたくさん見た。
柴犬のわけ入る土手よ水仙花
蝋梅や閉じた月日の溶け始め
蝋梅や琥珀は虫の眠れるを
梅一輪一番星を見たような
漆黒の中の光や雨の梅
富士の白雲の白きや梅の白
十郎やなべてこの世の花の兄
太陽のたわわな枝やミモザの日
金鉱か杉こもれ日のミツマタは
俳句は俳句をやってる人にしかわからないっていう人がいるが、俳句をやってる人にしかわからない俳句は、所詮駄目な俳句だと思う。
要するに、一般人に分らないような独りよがりの俳句しか作れない人の言い訳で、仲間内だけで固まって、互いに評価し合って、互いに句集を只配りし合って、そんなんで満足してるような俳人は、所詮仲間内でしかわからない俳句しか作れない。
そういう閉鎖性を打ち破らないことには俳句に未来はない。
そういうわけで、秦野市俳句協会のホームページの方もよろしく。
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